ふと思い立ったマゴチゲームついて僕の思ったことを書いていきます!
春ごろから徐々に釣れ始めるマゴチは夏の終盤にもなるとサイズも大きくなり釣り応えもあって楽しい!
いちいちサーフまでいかなくても近くのポイントで釣れてしまう
マゴチゲームの特集です!
マゴチってどんな魚
マゴチ学名(Cynoglossus joyneri)は、日本沿岸や東アジアの海域に広く分布する底生魚で、平たい体形が特徴です。最大で50cm程度まで成長し、体の片側が灰色や褐色で、砂底や泥底に擬態して身を隠す能力を持っています。主に浅い海の砂地や泥地に生息し、エビや小魚、甲殻類を捕食します。
捕食する際には、体を砂に埋めて獲物を待ち伏せ、一瞬で襲いかかる狩りのスタイルが特徴の紛れもないフィッシュイーターです。
肉質は白身でクセが少なく、しっかりとした身質なのでポン酢で供する薄造りに、刺身や天ぷら、煮付け、揚げ物などさまざまな料理で用いられます。
他の魚と同様にあらも食すことができ、マゴチのあらの煮付けや唐揚げ、潮汁(吸い物)などはオコゼに引けを取らない味わいで割烹料理店でも頻繁に使用される美味しい魚です。
マゴチゲームの時期
マゴチゲームは釣りの対象としてもスポーティで、引きが強いため、多くの釣り愛好者にとって魅力的な魚です。
マゴチは、春から夏にかけて釣り人に人気があり、特にルアーフィッシングやワームでの釣りにおいて好まれます。
マゴチが釣れるシーズンは、一般的に春から夏にかけてが最盛期とされています。特に5月から9月がルアーフィッシングに最適な時期で、この時期は水温が上昇し、マゴチが活発にエサを求めて浅場に移動するため釣果が上がりやすくなります。春先には、産卵のために砂地や泥地の浅瀬に集まることが多く、ルアーでの釣りが特に効果的です。
ルアーを用いた釣りでは、マゴチは底生魚であるため、ボトムに近いエリアを中心に狙います。メタルジグやワーム、ミノーなどのルアーが有効で、ゆっくりと底を探りながらリトリーブしたりリフト&フォールが有効な釣り方です。
また、潮の動きが活発な時期や早朝、夕方のタイミングが狙い目で、河川や河口の場合は特に下げ潮の時のド干潮寸前と、ド干潮から満潮へ向かうような水深が浅く潮が動いているタイミングでよく釣れます。
このように釣って楽しく食べても美味しい魚とあってヒラメと並びフラットフィッシュカテゴリとしてマゴチゲームも人気を博しています。
サーフだけじゃないマゴチ狙いのポイント
マゴチ狙いの釣りはポイントはサーフがイメージしやすいかと思いますが、実は市街地を流れる河川の中流域でも釣れます。
ベイトが豊富に入ってくる中型、大型河川なら良好です。
昔チヌゲームが今のように発展していない時代Mリグ(元imaやApiaにいた松尾さん考案ラパラCDのベリーに?み潰しオモリをつけリアにダブルフックを付けたもの)でチヌが釣れることを
広く確認するために山陰のアングラーさんたちに立証してもらったところ河川や河口でデイゲームではマゴチばかりが釣れたらしいという話もあったほどです。
河川でも釣れるんです!!
ベイトが流入してくる場所で地形に変化がある場所ならマゴチが釣れる可能性も高いですよね。
マゴチゲームの釣り方
写真:釣りさく
ヒラメのようにベイトを追って表層付近まで上がってくることはほとんどなく底に張り付いているものと考えられます。
ジッとしていて目の前にベイトが通れば瞬時に動き始めるといった感じに捉えるといいでしょう。
そのため僕の経験上あまりボトムからルアーが離れすぎると釣れないと感じます。
僕の注意している点をざっくり先にお話すると
●ボトムから10cm~20cm以内の範囲で離したレンジをトレース(ボトムズルではない)
●基本はただ巻き
●ボトムから離れ過ぎたらまた底取り
これを繰り返しながらランガン。
知っている場所とかならば干潮時に底の地形を確認してブレイクラインを頭に入れておくとポイント移動にも迷いいません。
はじめていく場所だと地形、水流、風向きなどを調べられるアプリで大体の地形を見ておくのもおすすめです。
地形まで確認できるおすすめアプリ
海釣図V
海釣図V ~海底地形がわかる海釣りマップ~
posted withアプリーチ
マゴチゲームのルアー
ここまでの話を読んで頂いた方はすでにお気づきかと思いますがボトムをくまなく探ってくる釣りになるので
ルアーはバイブレーション系がおすすめですが、単にバイブレーションだけよりもおすすめのルアーがあります。
メジャークラフト 浜王 18g
フラットフィッシュのド定番といえばワーム+バイブレーションジグヘッド!
マゴチ一発狙いでいくならまずこれから
ジャクソン 鉄板ブレード 20g
広くボトムを探るのに有効な飛距離が出るメタルバイブで、なおかつキラキラアピールするブレード付のこちらも僕のおすすめ。
ただひとつ難点が…。着水してボトムに着底するまでにブレードフックがルアーと直線上にならないのでラインを拾ってしまいエビになりやすいこと。
つまり底つくまでの間にラインが絡みやすいということ。
キャストを上手くするのはもちろんですが自信がなければ、せっかくの飛距離が犠牲になってしまいますが
着水したらすぐにベールを戻しラインテンションをかけたままカーブフォールさせるといいです。
結構な確率でタイラバでも釣れる
船でオフショアに出てのタイラバのときに結構な確率でマゴチが釣れるんです。
真鯛は底というよりは根が粗い水中の岩礁などを狙っていくほうが釣れるのですがマゴチもそれらの魚と同じく根魚と一括りにされることもあるほど
ところどころに岩礁が点在している砂底とか格好の場所で
タイラバしているときにマゴチは結構な確率で釣れます!
まとめ
マゴチゲームいかがでしたか?
思いのほか簡単な釣りではないでしょうか?
シーバス釣りとかの外道として捉えられることも多くて…実際自分もそうでした…(;^_^A
同じフラットフィッシュカテゴリなのにヒラメよりもどこにでも居て釣りやすいターゲットです。
僕は地元で友達を誘いシーズンになるとマゴチだけに絞って釣りに出掛けることもあるほど他の対象魚にもひけを取らない恰好な釣りになっています。
まだ釣ったことのない方はぜひこのシーズン中に狙ってマゴチゲームを楽しんでみてはいかがですか!
小学生の頃に釣好きな親戚のおじさんから釣りを教わりのめり込み、一旦大学へ進学の時に辞めてしまったのですが40歳を過ぎて再び釣りに目覚めルアー釣りに没頭。アラフィフ世代のおっさんですがのんびり大好きな釣りを楽しむ中で自分なりに感じたこと誰かに話したくなる釣り道具のインプレや新たに手に入れた知識などシェアします。10年以上の調理師経験も生かして釣果メシも公開します。