ヴァタリオンSWのインプレ!特徴とアクションの付け方とXや190との違い

メガバスのヴァタリオンSWのインプレです!

特徴とシリーズの中でSWと他のラインナップとの違いからSWがもっともシーバスのコノシロパターンに効く理由を解説。

使い心地の感想とともにアクションの付け方など使い方を指南してヴァタリオンSWのインプレをお届けします。気になっている人は必見です!

ヴァタリオンSWのスペックと特徴

ヴァタリオンは体高のあるフラットサイドボディが特徴的なジョイントベイトですが、カテゴリ的に属するのはシャッドになります。ジョイントビッグシャッドです。

本家ヴァタリオンのバス釣り用のジョイントシャッドからソルト用にチューンされたものがヴァタリオンSWにあたります。

このあたりの本家やヴァタリオンシリーズには種類があり特性が異なります。そのあたりについては後程詳しく解説します。

<ヴァタリオンsw・インプレ
↑頭の上…鼻の上あたりにアイがついているのが特徴で

これにより厚みのあるヘッド上部に水を受けて動きます

鋭角なフィン・ヴァタリオンsw
↑メガバスのルアーらしい本物そっくりの鮮やかな造形美も感じられるバックのフィン。

このフィンがどのように働いているのか詳しいことはわかりませんが安定感が出ている!?

…と思いますww

サイズやウエイトは

サイズ ウエイト フック
115mm 43g #1×2

サイズは115ミリ、ウエイトも43gと決してビッグベイトとしてはそれほど大きくはなく、対ランカーシーバスを射程に収めるのであれば一口サイズです。

ビッグベイトカテゴリのほかのルアーと比べると小さめです。

フック・ヴァタリオンSW・インプレ
大きさの割に#1というかなり大きめのフックが標準装備されているのも特徴です。

ヴァタリオンと、SW、-X、190の違い

単にヴァタリオンと示される場合はバス用ジョイントリップレスシャッド
種類の違い・ヴァタリオンSW
ヴァタリオンシリーズにはヴァタリオンとヴァタリオン-X、ヴァタリオン-X SW、ヴァタリオン190と

今回インプレするヴァタリオンSWの5種類があり、それぞれルアーの特性が異なります。

ざっくりと言うとこんな感じ↓

ヴァタリオンはジョイントリップレスシャッドでバス釣り用
ヴァタリオンSWはソルト向けジョイントリップレスシャッド
ヴァタリオン-Xはサイズの小さいリップ付きジョイントバイブレーション
ヴァタリオン-X SWは↑のソルトチューン
ヴァタリオン190は本家ヴァタリオンのサイズアップバージョン

ヴァタリオンとヴァタリオンSWはサイズは同じで、ソルト用にウエイトチューンが施されていてスローシンキングになっています。

ヴァタリオン190はこのヴァタリオンのサイズアップバージョンですが、アクションの特性が異なります。

ヴァタリオン-Xは厳密にいうとバイブレーション-X ヴァタリオンとされていてサスペンド性能を持ったシャローで使いが勝手のの良いものになっていて

サイズも71mm、3/8oz約11gしかなくビッグベイトではなくヴァタリオン-Xはジョイントバイブレーションのカテゴリです。

よくヴァタリオンはヴァタリオン-Xと混同されますが、サイズもアクションも得意なレンジも何もかも違います。

見た目のリップがあるかないかだけでも判断できます。

シーバスビッグベイトにはヴァタリオンSW

サイズは同じでもウエイトと潜航深度が違う!

このように同じヴァタリオンでも特性が大きく異なるため使い方も変わってきます。

シーバス用のビッグベイトとして用いるのであればヴァタリオンSW一択です!

ソルト用にウエイトが約4gほど重くなっており、フックのサイズが一段大きく、バラシ難く太軸のスプロートベンドタイプにチューンされています。

これによりスローシンキングになっていてドリフト時の無駄な浮き上がりを無くしてくれ

ランカーシーバスが掛かってもフックアウトを防げるわけです。

ヴァタリオンSWで久保田さんがランカー釣ったときの動画がこちら↓

ミノーなどのアピール系では口を使ってこない状況や大きな個体ほど強い警戒心を持つランカーだけよけて釣りたい時などに

使い分けが学べる動画です。

これもビッグベイトとしてはやや小さめのサイズがほかのミノーなどとも併用できる理由になっていると思います。

ヴァタリオンSWのインプレと使い方

 

アクション①ただ巻き

アクション・ヴァタリオンSW・インプレ
スローなただ巻きで、ゆらめくような非常になめらかにS字を描きながらスイムアクションをします。

止めるとゆっくりと沈んでいきます。

 

アクション②速巻き

アクション・ヴァタリオンSW・インプレ
手元にブルブルと感じるまで速巻きすると、

左右に身体を倒しながらスローなときよりもピッチの狭いS字でローリングします。

まるでバイブレーションのようなハイアピールになり、リトリーブの速度だけでも使い分けができます。

 

アクション③ドリフト時のクイックターン

ドリフト・ヴァタリオンSW・インプレ
ドリフトは明暗部をアップからゆっくりとスローに流してきて暗に差し掛かった頃にターンします。

このターンの仕方と、その後の動き出しがバツグン!
小さくてもやはりジョイントだからか、滑らかです。

ターンするときは流れを切るようにラインが向くのでフローティングだとこのときにプッフアァッーと浮きがってきてしまうのですが

ヴァタリオンSWにはそれがないです。

ここがSWとバス釣り用ヴァタリオンとヴァタリオンSWの大きな違いです。

 

タックルはスピニングでもOK

タックル・ヴァタリオンSW
ヴァタリオンSWは重さが43gほどしかないので

通常のシーバスに使うMHクラスのスピニングタックルで扱えます。筆者の場合だと9.6フィートのMHのスピニングタックルでいつも使っています。

ただしメーカーによってMHやHと言ってもパワーが違うので、よくキャスト可能なルアーの重量を確認してください。

扱いやすさという点で「スピニングタックルでも大丈夫」と言っているだけでもちろんベイトでも使えます。

ちなみに筆者は撮影時のときはビッグベイト縛りでやりたかったのでベイトでした。

ヴァタリオンSWまとめ

ヴァタリオンにはいくつかの種類があり、対ランカーを見据えたビッグベイトゲームに用いるのであればヴァタリオンSWだということがおわかりいただけたかと思います。

ここまでをおさらいしまとめると
シーバスに使うのならば…

●アクションが多彩なヴァタリオンSWをビッグベイトとして
●異種のバイブレーションプラグとしてヴァタリオン-X SW

だと筆者は思います。

気になっていた方はぜひ使ってみてください!

 メガバス ヴァタリオン SW
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