アーマードF+Proロックフィッシュインプレ!根魚用に使った感想と注意点

DUELのアーマードF+プロのロックフィッシュ用を買って使ってみたのでインプレします。

実釣で使ってみた実直な感想と、ここは気を付けた方がいいなと感じた使用にあたって注意したほうがいい点をお伝えします。

アーマードF+Proロックフィッシュとは

アーマードF+Proロックフィッシュ
そもそもアーマードF+Proとはどんなラインなのかについて少し触れていきます。

アーマードF+ProはDUELの持つ最新技術で編み込まれた高強度のウルトラPEの表面に

耐摩耗性に優れたフロロカーボンの粒子を分散して上からシリコンコーティングを施したことにより

PEラインの唯一、決定的な欠点でもある横からの摩擦に対する弱さを補った新時代のPEラインです。

DUELのカタログ上では従来のPEに比べて耐摩耗性が2倍以上になっているとのこと。

 

今回ロックフィッシュを選んだ理由

これまでにもアーマードF+プロはバス釣り用、チニングに使用していることもありチヌ(クロダイ)も含む

根魚系ライトロックフィッシュ用に今回あえてロックフィッシュ用を購入しました。

カラーがロックフィッシュ用にダークブラウンに

普通のノーマルのアーマードF+Proでも十分なのですが90cm間隔にオレンジのマーキングが入っている使用になっています。

なんでも一度は使ってみたいじゃないですか^^

アーマードF+Proロックフィッシュインプレ

 

摩擦に強そう

摩擦に強そう|アーマードF+Proロックフィッシュ
自分が選んだ太さは0.6号、12LBです。

これくらいになるとやはり細いですね。通常のPEラインでは細くてすぐに摩擦で一発で切れてしまいそうですが、

これはリールに巻いてるときから細くても擦れに強いんだろうなぁという感じがしていました。

ハリがあってフロロのような手触りですが、それでいてしなやか!!

PEとフロロのいいとこどりしたような感じということをよく言われていますがながち間違いではないと思います。

これくらいの細いラインで摩擦に強いならロックフィッシュなど根の粗い場所を狙うのにラインブレイクを心配することなく攻めきれそうです。

 

コシがありベイト向き

バックラッシュもすぐほどける
コシがある|アーマードF+Proロックフィッシュ
先の感想と重複する部分もありますが、

PEにしては従来のものと比べてライン自体に適度なハリとコシがあるのでベイトリールに向いていると思います。

少しスピニングではボワッと浮き上がってきそうな性格もベイトの場合あまりしなやか過ぎると

重なって巻かれるときに潰れていってしまって酷くバックラッシュしてしまうとほどくのに大変になりますけど、

これはバックラしてもほぼ100%直せます。

自分が今回使用した0.6号の細さでも問題ないです。

 

感度も良い!

感度が良い|アーマードF+Proロックフィッシュ
PEとフロロの特性を併せ持っているので感度もバツグンに良いです。

もちろんライン以外のタックルにもよりますが、手元までビンビンくる感度は

水中からタックルに一番最初に伝えてくれるのはラインですからラインの感度は超ありがたいです!

水中奥深くの根の周りに潜む魚を根の中に入られる前に引きずり出すことが肝心!

そのためには食って来たときのとっさの判断が求められるのでライン感度にも大きく左右されます。

ボトム感知能力にも一役買ってくれると思うのでまさにロックフィッシュ向きと言えると思います。

 

飛距離も抜群

他のPEとの比較|アーマードF+Proロックフィッシュインプレ
これまでは同じチヌや根魚には違うPEラインを使用していたのでそれと比較しても同じ号数で飛距離がアップした感じがします。

他のメーカーの0.6号の8本撚りPEとかになってくるとこれよりも大分しなやかになってくるので無風のときには良く飛ばせますが、

少しでも横風がある場合は飛ばせなくなってしまいます。

ですがアーマードF+Proロックフィッシュはコシがあるため風にも流されにくく

またある程度の比重があるため飛んでいく印象があります。

 

ロックフィッシュ用ステルスカラー

魚に気づかれにくい分アングラーにも見えないw
ステルスカラー|アーマードF+Proロックフィッシュ
ロックフィッシュ用は特別なステルスカラーになっています。

水中の泥底や根回りと同化する!?ダークブラウンになっていて、

ラインへの魚の警戒心を解くようなカラーリングが施されています。

購入して使ってみるまではこのカラーも気に入っていたのです!

「釣れそうだな」と思って。…しかしいざ実釣してみると

デイゲームでは水に同化してしまうほどでラインがどこにあるのかまったくわかりません(汗);

視認性が悪い|

沖へキャストして引いて来てる時にはロッドを立てていればどうにか見えますが

足元など接近戦では探さないと見えませんww

これはナイトゲームだとなおさら見えないかもしれません…。

これまでに使用していたアーマードF+Proのラインは0.8号、1号とか真っ黄色のイエローを選んでいましたので視認性はよかったのです。

 

ノットは注意すべき

細い号だと時短ノットは滑ってすっぽ抜ける
ノットは注意が必要|アーマードF+Proロックフィッシュ
僕は細いラインでノットを組むときは大概FGノットで結ぶことが多いのですが、摩擦系ノットのFGノットでも締め込みが弱いと

このアーマードF+Proロックフィッシュは表面がコーティングでツルツルしているので0.6号とか細いラインだと滑ってしまいしっかりノットが組めないことがあります。

ですから外でノットを組み替えるときには10秒ノットとか時短ノットで結ぶのですが、これがまた…ほぼ確立100%ですっぽ抜けます。

同じアーマードF+Proロックフィッシュでも0.8や1号クラスのものであれば大丈夫そうですが0.6号はムリっぽいです。

僕のように0.6号で釣り場で時短ノットで組むのは辞めておいた方が無難です。

一度車に戻ったり風のない場所でゆっくりFGノット組む方が安心して釣りができます。

まとめ

アーマードF+Proロックフィッシュ気になっていた方々いかがでしたか?

思っていた通りに根ズレなど摩擦からのラインブレイクを引き起こしやすいロックフィッシュには最適なラインです。

その耐摩耗性を手に入れることで同時に感度や飛距離、またベイトリールでの操作などもアップしている新しいタイプのPEラインといえます。

根ズレが心配になるロックフィッシュをはじめボトムチニングなどをするアングラーさんは使ってみてほしいです!