ハピソン ヒートカッターをインプレ!熱で切り焼きコブまで使い方と実直感想

ハピソンから発売されているヒートカッターについてのインプレです。

プライヤーやラインカッターとは異なり充電式で熱によってラインを切り、ノットによって必要になる焼きコブがつくれるという優れものです。

気になっていたので今回購入して使ってみたので使い方と、実直な仕様体験をご報告します。

ハピソンヒートカッターとは

ハピソンヒートカッター
ハピソン、釣り具の専門メーカーが、Xブレイドで知られるラインメーカーのYGKと協力して、革新的な釣り道具「ヒートカッター」を開発し世に送り出されたものです。

このツールは熱を用いて釣り糸を切断し、結び目の際に「焼きコブ」を作ることができます。

これにより、風が強い時や夜間など暗く寒い釣り場でも、スムーズにラインの処理が可能です。

また熱源は充電式でUSBで充電できるため、持ち運びや使用が非常に便利です。さらに、防滴構造により、水辺での使用時も安心して利用できます。

ありそうでなかったもので釣り愛好家の痒いところに手が届いた商品だと思います。

ハピソン ヒートカッターをインプレ

ここらは実際の届いた商品と使い方と注意点を解説します。

 

説明書の場所

説明書
のっけから使い方がわからず説明書探したのですが在り処がわからない…というww

よく探すと透明のカバーをすべて外すと下の文字が書いてある厚紙の部分が折り畳んであり、

ここに説明書が挟んでありました。

カバーを半分だけ開けて無理やり取り出した自分の盲点でしたwww

 

付属品

付属品・ハピソン ヒートカッター・インプレ
ヒートカッター本体と説明書の他には、充電するためのUSBコードと掃除用の金属製ブラシがついています。

 

充電する

充電する箇所
充電コードの差込口は、下部の黒いキャップをあけると出てきます。

充電の差込口

キャップが本体とリングで固定されているので、不意の落下で無くしてしまうのも防ぎ

キャップはゴムのような素材になっていてキッチリ締めれば密閉され差込口に水が入ってくるのを防いでくれるます。

 

充電中は蓋が点灯

充電・ハピソン ヒートカッター・インプレ
USBコードを電源ソケットや、起動させたPCに繋いで充電させます。

充電中は本体のフタを閉じた状態でオレンジ色の灯りが点灯します。

充電が満タンになると灯りが消えます。

 

フタの開閉

フタの開閉
使用するために本体のフタを取ります。

無理やり上に引っ張っても取れません!

写真の赤丸の箇所にある2カ所の突起のうち、大きい方にフタをクルッと回転させると引き上げられる構造になっています。

逆に戻すときは反対側の小さい突起まで回すとキュッと締まります。

このあたりも内部構造に水がかからないようにするための機能だと思います。

 

ラインをカットする

ラインをカット・ハピソン ヒートカッター・インプレ
ボタンを押すとオレンジ色の灯りが点灯し熱が加わります。そこにラインを当ててカットします。

1回目に長押しすると熱量が「弱」

ダブルクリックの要領で2回押して長押しすると「強」になります。

PEラインだと結構簡単に切れます!

が…

これ、ある程度ラインにテンション掛けて張ってた状態にしておいて引ききるようにしないとフロロカーボンのリーダーとか中々切れませんでした。

おそらくナイロンやフロロの太いラインの場合(今回は10lbと25lbを使用)だと、

ラインを引っ張っておかないとプライヤーやラインカッターのように片手で切れないので

結局はライン本線を持っている手と引っ張る方と両手を使わないといけないので僕的には「う~~んッ」て感じです。

 

焼きコブを作ってみる

焼きコブをつくる・ハピソン ヒートカッター・インプレ
焼きコブはしっかりと作りたかったのでダブルクリックで長押しして熱を強にしてやってみました。

わかりやすいようにピンクフロロの25lbを使ってやってみましたが・・・

見た目はびみょーな感じですww

ライターで炙ってやったほどゴツイ焼きコブにはなりません。

ただ手で触ってみて、爪でひっかいてみてもちゃんとコブになっているので結束したPEラインが滑ってしまうようなことはないと感じました。

 

電池切れを防ぐために

ハピソン ヒートカッター・インプレ
満充電しても10回ほど使うとすぐに充電が切れてしまいます。

ですから簡単にUSB充電きでるので、使っていない移動中の車の中とか

釣行前は前もってフル充電しておくといざというときに電池切れとかは防げます。
 
 

時々メンテナンスを

メンテナンス・ハピソン ヒートカッター・インプレ
カットしたり、焼きコブを熱で溶かして切ったり潰したりするので、どうしてもカスが付着して残ってしまいます。

金属ブラシが付属しているので、熱が加わる部分を時々ブラシではたいて掃除してやると

いつもキレイな状態で使えます。

ハピソン ヒートカッターインプレまとめ

気になっていた方いかがでしたか?
ざっくりまとめると、

・PEラインのカットはしやすい
・太いフロロやナイロンのカットはひき切る力が必要
・焼きコブも小さいコブならOK
・風の強い日、寒い日、暗い夜の釣り場にグッド!

カットも片手で挟み込むようなものならもっと楽だろうし

しっかりしたコブをつくる場合はターボライターの方がいい場合もあります。

ただ風の強い日や、寒い日の暗い釣り場だとターボライターでも切ったりコブつくる箇所じゃない箇所を

謝って焼いてせっかく結んだノットを切ってしまったりすることが往々にあるので、

そういった時にはめちゃくちゃ重宝すると思います。