リトルスパイダーはチヌゲームの最終兵器!特徴と適した使い方を実釣解説

リトルスパイダーの実釣解説。

ケイテックから発売されていてチヌゲームでも絶大な信頼を得ているクローワームです。

バス用ワームなのにソルトの世界でも最後の切り札とかチヌのエサなど名誉ある称号をアングラーから与えらているリトルスパイダーの実力を

その特徴と使い方を交えインプレします。

アクション特徴

リトルスパイダーアクション・特徴
リトルスパイダーの特徴としてまず挙げられるのが形状です。

いかにもチヌが好みそうな甲殻類を模したダブルテールが付いているクローワーム系ですが厳密に言うと

スモラバのようにジグとフックの間にスカートがついたスカーテッドグラブだそうでグラブカテゴリに分類されています。

その16本の細いスカートがヒラヒラ水流で揺らぎアピール。

バタバタ動くクローワームやブルブルと動くアピール系ではなくこのスカート部分がゆらゆら、ヒラヒラする弱波動でアピールはどちらかというと控えめ。

これが使い方次第でけっこうな高い効果を発揮してくれます。

 

リトルスパイダーの現行モデルは2代目

バス用として販売されていましたがそれから一時は廃盤になっていた時期もありました。

それから2年ほどのブランクを経て再販されたものが現行リトルスパイダーです。

旧モデルはエラストマー素材の中空構造でセットするフックの使い方によっては身切れしやすかったりしていましたが

素材が塩化ビニール!?になりソリッド構造となってオフセットフック使用時でもボディが硬く使用に伴い勝手に千切れてくることも大幅に改善されました。

また天然のイカフレーバーが現行モデルより配合されたことにより追い食いを誘いフッキング率向上に役立っていると思われます。

 

アクションは弱め

止めても食ってくる!放置もあり
アピールは控えめな弱波動ですが止めてボトムに放置したままでも釣れます。

わずかな水流でも細いスカートが揺らぐため止めた状態でもアピールしていると考えられます。

このリトルスパイダーを使っているとチヌのデイゲームのボトバンのときとかに少し長めに止めても釣れることが増えます。

使い方とインプレ


使い方はチヌゲームではフリーリグでの使用がもっとも一般的になっています。

もちろんジグヘッドでも良く(後ほど詳しく解説)。

マス針やカン付チヌ針などを使いチョン掛けしてダウンショットにしても釣れます。

 

チヌゲームには3インチと2インチ

リトルスパイダーインプレ
選べるサイズは2インチ、3インチ、3.5インチと3種類ありますがチヌには基本3インチがもっとも使いやすいです。

僕の場合だとオフセットやジグヘッドを使用しない場合やボトムより少し浮かせて使いたい場合ダウンショットにすることもあり

カン付チヌ針6号に2インチをセットしてやることもあります。

 

ジグヘッド

リトルスパイダー使い方
もちろんのことジグヘッドでも使えるため

ジグヘッドオフセットフックよりも操作のしやすさやフッキングしやすくすることも可能です。

ジグやシンカーの重さは7gを基本に、潮流が緩やかで

 

フック

ケイテックからの推奨フックサイズは3インチの場合、マス針やチヌ針は#6~8。

オフセットフックは#2または#3となっています。

僕のフックセレクトを一応お伝えするとオフセットフックは#2、カン付チヌ6号を使用しています。

 

おすすめカラー

リトルスパイダー・カラー
僕が使っている実績抜群のカラーはグリパンチャートとグリパンオレンジゴールド!!

昼夜問わずどちらでも使えるのでこの2種類は必ず持っていきます。

それとデイでクリアウォーターのときなどはよりナチュラルに身に溶け込みやすいカラーの

ジンジャーシュリンプやライトウォーターメロンシュリンプも使っています。

 

ローテーション例

切り札的に使うと効果UP
リトルスパイダーはほんと良く釣れるしチヌゲームメイン釣行の歳は必ず持っていく必須アイテムですが

最初の一投目で使うことはあまりありません。

サーチベイト的に使うのであればアピールの強い強波動である同じケイテックでいうとクレイジーフラッパーなどを

ローテーションの最初に持ってきて徐々にポイントがスレてきたと感じたり、

バイトが得られず活性が低いと感じられる状況の時に少しずつアピールを落としていきながらローテーションを回すときに

ローテ後半でリトルスパイダーは効果が得られやすいです。

これが「最後の切り札」とか最終兵器として称される理由だと思います。

兄弟分であるクレイジーフラッパーのインプレはこちら⇒

まとめ

数多くある現代のチヌが釣れると言われるワームの中でもリトルスパイダーは人気上位です。

他のワームと異なる特徴をよく理解し、他とのローテーションに上手く加えることでより本来の威力を発揮します。

現在チヌゲームに必須といっても決して過言ではない食わせルアーであることは間違いありません。